人はなぜ「すごい」と思うのか?

無駄にスーツ

 

こんにちは。

いつも、お世話になっております、
海外留学体験談インタビューマガジン『留学Person』ディレクターの榎本晋作です。

 

いよいよ、2016年も3月になりましたね。

8月のリオオリンピックに向けた予選の連日ヒートアップしたように感じます。

さて、今日は「すごい!」について書こうと思います。

 

■なぜ、人は「すごい」と感じるのだろうか?

 

最近、年下や同年代の方と話したり仕事をしたりする機会が増えてきて、「やっぱ、榎本さんすごいですね!」と言われる事が増えてきました。

社交辞令も確実にあるとは言え、回数が増えてきたので、中には本当にそう思ってしまっている人もいるのだと思います。

調子に乗りやすい人間なので、それはそれで悪い気分はしないのですが、いつも我に返って「俺って、本当にすごいのか?」と客観的に考えてしまいます。

 

「具体的に何がすごいのか?」

 

という所で視点で言われた事を思い出してみると

「若くして会社をやっていてすごいですね。」

「信念もってぶれない所がすごいですね。」

「イギリスで働いていたなんてすごいですね。」

「色々と事業をやられていてすごいですね。」

「マーケティングの知識がすごい豊富ですね。」

「本を出してるなんてすごい。。」

「なんでもできるんですね。」

などなど。

 

簡単に分析すると、「すごい」と感じる人は「自分にないもの」もしくは「自分にできないもの」をその人に感じると、「すごい!」と感じるのだと思います。

 

■果たして、私は「すごい」のだろうか?→「そんなはずはない」

 

結論から言うと「すごくはない」のだと思います。

理由は、「誰でもできる事しかやっていないから」です。

上記で例にあげた5つを説明すると。

■会社を経営する
→会社を設立するのは、司法書士さんとかに頼めば最低19万円でできます。

■信念もってビジネスを行う
→多分、そんなに珍しい話ではない。

■イギリスで働いていた
→30歳以下であれば誰でもビザは取得できるので、誰でも行ける。

※先日の留学Personでも配信しましたが、大学生でも行ってます。

■色々と事業をやられていてすごいですね。
→「目標を分散させるのは本当はよくない」とも取れる。むしろ、1つを極める方がすごいと思います。

■マーケティングの知識がすごい豊富ですね。
専門分野なので。。。美容師さんが美容技術を知っているのと同じかと。。。

■本を出してる事
→正確には電子書籍です。出版社を通していない(むしろ、うちの会社が出版社)なので、wordが使える技術があれば誰でも出せます。

 

■なんでもできるんですね。
→ありえません、フリーランス時代にやらなきゃいけない事が多かったです。

 

■では、なんで「すごい!」と感じてしまうのか?→「自分との距離感」

 

上述しましたが、「すごい」と感じる人は「自分にないもの」もしくは「自分にできないもの」をその人に感じると、「すごい!」と感じるのだと思います。

後はもう1つ付け加えると「終着点(結果)」だけを見てしまうから、「自分との距離感」を感じてしまうのだと思います。

例えば、「イギリスで働いていた」という事実を取ってみると

※世の中の一般的な傾向

・日本人のパスポート所持率:23%
・日本人がイギリスに行く人数:年間約22万人(2014年)
・YMSビザ(2年間働けるビザ)の取得人数:1000人/年

まずは、私が使っていたYMSビザ(世間一般で言われるワーホリビザ)取得者を年間で見てみると1,000人。

つまり、年間1000人は「イギリスで働く」ができるわけです。ちなみに30歳以下以外、条件がほぼないこのビザは取得には完全に運任せである。

それに対して、日本人のパスポート所持率は約23%。驚くほど小さい数字ですが、出国よりハードルの低いパスポート取得でもこのレベルなのですから「海外で働く」と聞くと、確かに「異次元」と感じる事かもしれません。

また、イギリスに行く日本人の人数(年間)も法務省の統計だと、22万人らしいです。多いのか少ないのかは主観にお任せしますが、確かに1億人のうちの0.0022%なので、「イギリスはそこまで近い国でもない」と言えるかもしれません。(物理的な距離ではなく、心理的な距離)

 

※僕がイギリスで働くためにした事。

この辺は、僕の本でも書きましたが

・イギリス旅行に行って、現地の経営者にYMSビザを進められた
・いつか海外に住んでみたくて、ビザに応募した
・運よく当った
・イギリスに行った
・現地の日系企業の社員さんと仲良くなった。
・呼び出された。
・英語がしゃべれないけど、日本語でマーケティングができるのでオファーが来た。

と、そこには、特殊能力なしで、できる事だけでした。

つまり、「やりたいと思えば、誰でもできる」という事のみで構成されています。

話をしている限り、これだけだと、まだ「でも、すごい。。。」になると思うのですが、プロセスを噛み砕くと「自分でもできそう」になると思います。

例えば、

・いつか海外に住んでみたくて、応募した

をもっと噛み砕くと、

「イギリスビザ申請セミナー」があって、そこに行って、抽選のメールの送り方を教えてもらい、そこでそのまま書いた。

メールはパスポート情報や名前、誕生日を書けばいいだけで、英語で文章を書く事は一切必要ない。

とかまで書くと、だんだんリアリティがわいてくると思います。

多分、だめ押しで実際に送ったメールを見ると

実際に送ったメール

もっとわかると思います。

後の障壁は「私、家電話ないです」「パスポートの期限が切れそうなんですけど。。」とかそういう事ですよね。。

ごめんなさい、そこは多分、ビザセンターか留学エージェントに聞いてください。

 

■では、何が「すごい!」の?→すごいの基準を勝手に作ってみる。

 

僕の中で勝手に感じている事ですが「誰でもできる事」をしているうちは全然すごくなくて、

1.特定の人しかできない事(洗練性)
2.競争を勝ち抜いた事(優劣性)
3.ずば抜けているものを達成した事(達成性)
4.そもそも、その人が持っている才能(先天性)

の4要素です。

1つずつ噛み砕くと

 

1.特定の人しかできない事(洗練性)

これは、つまり、技術力が一番わかりやすいかもしれません。

高度な人口知能開発したりから、和菓子職人の技だったり、寿司職人が二手で寿司を握ったり(通常、五回は握って寿司になる所を2回で完成させてしまう)などです。

このような「高度に洗練された技」は一朝一夕ではできません。長く洗練されてこそできる事です。古くはファミコン連打の達人「高橋名人」が達成した1秒間で16回もボタンを連打した技術でしょうか。(今は元気だろうか?)

※例えが古くて、申し訳ありません。

サッカーの日本代表ではなくてもリフティング10000回できたら、これも同じ事かもしれません。

僕も「伝える」という一点においては、ここまで行きたいと思って日々修行している所です。

 

2.競争を勝ち抜いた事(優劣性)

これは結構簡単だと思います。

つまり、我々の学生時代においては「東大に行った人が一番すごい」という事です。また、スポーツにおいては「甲子園に出場した」とか

「みんなが手に入れたいものを、同じルールで戦い手に入れた」

というのが神がかり的にすごいのだと感じます。

少なくも学年最下位クラスの成績だったり、第一志望の大学に2年かけて合格できていない僕はこれには当てはまりません。

比較的、人生の中で真正面から競争に立ち向かったのは、大学受験が最後だったと思います。

 

3.ずば抜けているものを達成した事(達成性)

これは、例えば、「仮面ライダーの主役に選ばれた」とか「YOUTUBEの再生回数が1000万回突破した」とか。

何かを極めるに近いのですが、ここは最悪運任せでも達成すればいいので、洗練性とは分けさせてもらいました。(いや、そういうものでもないのですかね。)

 

・そもそも、その人が持っている才能(先天性)

南海ホークス伝説のキャッチャー野村克也(ノムさん)がよく言うのは

「肩が強かったり、打球を遠くに飛ばすのは天性だ。
教えてできるものじゃない。」

と言っています。

「努力に勝る才能はない」ともよく言いますが、この理屈が正しければ「超一流になるためには、才能は絶対で、努力も必要条件だ」の方が適切な気もします。

166cmの肉体で、アメフトをしていた人間からすると、

「そもそも2mもあるやつの方が有利に決まっているじゃん。」

とも毎日思っていたのを強く思い出します。(突進してくる2mを寝転がってこけさせたら、思いっきりのられてアバラ折れかけました汗)

何にしてもある種の天性は存在すると感じていて、それはさすがに真似できないので、素直に「すごいなぁ」。そして「いいなぁ」とも思ってしまいます。

 

■すごくはなりたい。けどひっそりと。

 

お気づきかもしれませんが、僕はまだまだ「距離感」でしか「すごい!」と思われておらず、上記の4つの指標からすると、テニプリの主人公、越前リョーマくんから「まだまだだね。」とクールに言われてしまいそうな状態です。

「才能にあまり恵まれている人間」とは言えない事を自覚しているので、1番の洗練性を磨き、生きているうちに「すごい。」と呼ばれる事でもやりきろうと思います。(いや、死んだ後でもいいか。)

まぁ、「すごい!」と言われるよりも「1つのすごいで、色んな問題を解決したい。」という思いの方が強いので、僕個人が「すごい」と言われるよりも、人知れず「あれ、すごいよねぇ。」と自分が関わった物が言われているのを、カフェでうわさ話程度に聞くくらいな人生がいいかなぁと思っています。

 

長文失礼しました。

仕事に戻ります。

 

P.S

もし、奇跡的に僕に興味を持った人は、こちらのプロフィールを時間つぶしにどうぞm(__)m

→榎本晋作プロフィール

 


榎本晋作

榎本晋作 について

イーグッドという会社をやっています。留学PersonというWebマガジンを運営しながら、Webサイト制作、Webマーケティングのコンサルティングなどをしている会社です。こんな人です。→榎本晋作プロフィール

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